【1か月使用】Lofree Flow Lite(US配列版)キーボードレビュー

キーボード

打鍵感・打鍵音・見た目 ― しっとり癒し系なキーボード
Lofree Flow Lite(US配列版)のレビューです。

Lofree Flow Liteを購入したきっかけ

仕事とプライベート両方で使える「しっとり系の打鍵音」を求めて購入しました。
標準搭載のSpecterスイッチは静か目ではあるものの”超静音”とまではいかず、まずは自宅用として1か月ほど愛用していました。

スペック

軽くスペックを纏めてみました。

デザインと快適性

・ABS素材の筐体でアルミより安価かつ滑らかな打鍵感を実現
・ロープロファイルキーで疲れにくい設計
・折りたたみスタンドで3°/6°の角度調整が可能
・バックライトあり(ホワイト1色)

スイッチ(Specter / Hades)

・Kailh製のフルPOMスイッチ採用
・作動力をLofree Flow(初代/無印)50gf→40gfに下げ、指や手首の疲労を軽減
・Hadesスイッチは静音仕様、シリコンダンパー入りで非常に高い静音性を実現

タイピング音と構造

・ガスケットマウント+防音層で振動吸収&反響を抑制
・上質で心地よい打鍵音

パフォーマンスと接続

・1000Hzポーリングレートで低遅延
・3モード接続:2.4GHz / Bluetooth / 有線USB-C
・スムーズなマルチデバイス切替
・2000mAhバッテリーで最大80時間持続、約3時間で充電可能

キーキャップ

・PBT+PCのダブルショットで耐久性UP
・バックライト透過で暗所でも視認性◎

カスタマイズ

・Lofree Key Mapperソフトにより、キーマップ変更・マクロ設定が直感的に可能

見た目・デザイン

全体的に角が丸く、キーキャップもキーボード本体もやわらかな印象。
グレージュ(マーブル)は落ち着いたカラーにゴールドの音量ダイヤルで、温かみのある癒し系のデザインです。

US配列のFlow Liteに搭載されているのはSpecterスイッチです。キーキャップは指に吸い付くようなしっとり感。角が丸く柔らかなタッチが心地よかったです。
グレージュは本体よりキーキャップがわずかに明るめで、キーがふわっと浮き上がって見えるのも良いポイント。
黒系・白系どちらのデスクにも馴染みやすい色味です。

光量の問題なのか、明るい部屋ではライトがONだとやや視認性が落ちますが、OFFにするとシンプルで洗練された印象に。透過スイッチのため、夜の使用でも安心です。

打鍵音・打鍵感

Specterの打鍵感はとにかく最高です!
コトコト、コツコツと響くしっとり系の打鍵音で、癒し効果は抜群。
薄型ならではの軽快さもあり、底打ち感も心地よく気持ち良いです。

打鍵感の特性上なのか”力強く叩きつける”雑なタイピングにはなりにくく、そういった意味でも音量は控えめ。薄型で非常にタイピングしやすく疲れにくいため、女性や手の小さ目の方の長時間タイピングにもオススメです。

なお、Lofree Flowシリーズに使用されているスイッチは多岐に渡りますが、互換性がありホットスワップにも対応。薄型のため根気が必要ではありますが、気になるスイッチがある場合は自身で交換可能です。
💡スイッチ交換経験済みですので、そちらの体験談も今度シェアします

2025年7月に発売されたLofree Flow Lite (JIS配列)には、新型静音リニアスイッチのVOIDが搭載されています。
(因みに、巷ではHadesスイッチとVOIDスイッチはほとんど変わりない打鍵感とのです)

キー操作

Flow Lite使用時の便利なキー操作

Fnキーでの操作例:
 Fn+1〜3:Bluetooth切替
 Fn+4:2.4GHz接続
 Fn+左右:バックライト変更
 Fn+N/M:Windows/Android・Mac/iOS切り替え

US配列キーボード使用時の注意点

普段JIS配列のキーボードを使用されている方は、US配列キーボードの場合若干違和感があるかと思います。PCのキーボード設定をUS配列にしなければ、キーキャップとキーボード入力が合わないキーがあるため、US配列のキーボードをメインで使用される方は、PCの設定をUS配列に変更されることをオススメします。

とはいえ、US配列の場合でも84キー以上あるFnキー搭載のキーボードの場合は、PCの設定がJIS配列のままでも違和感少なめに使用できるため、ブラインドタッチができる方ならすぐに感覚が掴めると思います。
💡今度、PC設定JIS配列のままUS配列のキーボードを使用するコツをお届けしますね!

気になるポイント

  • 全体的にプラスチック感が強く、ロゴやダイヤルの質感もチープ寄り。高級感はやや控えめ。
  • キー間隔が狭めで、慣れるまでは打鍵ミスが出やすかったです。
  • 無線接続は快適でしたが、スリープ復帰時に1〜2文字が反映されないことがありました。
    (有線接続で解決)
  • タイピングゲーム(寿司打など)では超高速タイピング時にキーが効かなくなることがありました。(通常の高速タイピングでは問題なし)
  • プラスチック筐体なので強度は少し不安。持ち運ぶならスリーブ推奨。

総評

Lofree Flow Liteは、

✦しっとり系の打鍵感・打鍵音
✦軽量・持ち運びやすさ
✦おしゃれなデザイン

この3つが魅力のキーボードでした。

性別・年齢問わず、幅広い方におすすめできる”癒し系キーボード”です。
価格は円安×インフレでやや高めですが、Amazonセールで14,000円程になることも。
タイミング次第で狙い目です。
プラスチック筐体は持ち運びに強く、デザインも可愛いです。

なにより打鍵感と打鍵音が素晴らしく、癒し効果の高いロープロファイルキーボードといえます。
打鍵音を撮影したタイピング動画をYouTubeにアップしました。気になる方は是非参考にしてください!
YouTubeへのリンクLofree Flow Lite – Relaxing Typing Test (Specter Switch)

おまけ|MemoraとBluのカフェトーク☕

🥧メモラ「ねえブルー、“プラスチッキーでちょっとチープ寄り”って書いてあったけど…実際どうなの?」
🐾ブルー「うん、高級感は控えめかな。でも見た目はシンプルで綺麗だし、プラスチック筐体だから軽くて持ち運びやすいんだ。アルミより“気軽に使える”って良さもあるよ。」

🥧メモラ「へえ〜!でもキー間隔が狭いと、タイピングしづらいんじゃない?」
🐾ブルー「最初はちょっと戸惑うかも。でも慣れればスムーズだし、コンパクトだから狭いスペースでも扱いやすいよ。配列がきゅっとまとまってるのもデザイン的には魅力だね。高級チョコレートの箱を開けた時にきれいにチョコレートが整列されていると見ていて気持ちいいでしょ?Flow Liteもフレームの中にきれいにキーが整列されていて…美しいデザインだよね。」

🥧メモラ「なるほど…!それにしても、癒し系のタイピングってすごく気になる〜。打鍵音は夜でも大丈夫そう?」
🐾 ブルー「うん。コトコトって控えめだから夜でも安心だよ。Specterスイッチは打鍵感もいいし、”癒し系のロープロファイルキーボード”を探してる人にも合うと思うよ。疲れているときこそ、試してほしいな。」

🥧メモラ「今日のFlow Lite(US配列版)はしっとり癒し系で最高だったね!しかも最近、JIS配列版も出たんだって~。気になるよね!」
🐾ブルー「うん。次はJIS配列版をレビューするつもりなんだ。配列やキースイッチの違いでどんな使い心地になるのか、楽しみにしててね。」

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